キックボクシングとカロリー消費量
皆さま、こんにちは。東姫路駅から徒歩9分、パーソナルキックボクシングFitness 姫路市川橋通の壺坂です。前回はキックボクシングのトレーニングがダイエットに向いているのかについてお話ししました。今回は私がキックボクサー時代にトレーニングで、一体どのくらいカロリーを消費できていたのかについて、お話ししたいと思います。当時のトレーニングを振り返りながら、トレーニングで消費できたカロリーを計算していきます。
プロのキックボクシングのトレーニングは、早朝1時間10kmのロードワークから始まります。1時間10kmのランニングの運動強度評価メッツは9.8メッツ(ランニング毎分161m)となります。私の当時の体重が74kgですから、消費カロリーは約761kcalになります。ロードワークから帰ってくると、ジムワークを約2時間行います。キックボクシングの運動強度の評価メッツが10.3なので、消費カロリーは約1600kcalになります。午前のトレーニングの後は、食事を摂ってから昼寝をします。午後3時頃からまたロードワークに出ます。午後は30分5kmのロードワークで消費カロリーが約381kcal、続けてのジムワークを2時間半行い、約2001kcalを消費します。トレーニング後、夕食を食べます。食事は基本1日2回(朝・夕)のみです。月曜日から土曜日までこのトレーニングを繰り返し、日曜日は朝のロードワークだけとなります。休みは試合が終わった後に、1週間から10日ほどまとめて休みます。1日のトレーニングでの消費カロリーを計算すると、合計4743kcalになります。減量時も通常時もトレーニング内容は同じです。(消費カロリーは健康長寿ネットから算出)
当時は何を食べても太らなかったですが、トレーニングで1日4500kcal以上も消費していたのなら、当然ですよね。基礎代謝量も高かったでしょうから、減量も楽でした。このトレーニングに食事制限も加わりますので、水抜きしなくても1週間で5kg以上は体重を落とせました。計量日が近くなって水抜きすると、体がだるくなり力が入らないので、普段からしっかりと練習し、体重をキープしていました。
脂肪を1kg落とすのに7200kcalの消費が必要ですが、1日4500kcalも余分に消費できたら…。ただここまでのトレーニングは、時間的にも体力的にも厳しいと思いますので、毎日少しでも効率のいい運動をして、カロリーを消費していきましょう!